中国のインフレ:アジアの成長の妨げにも-フィッチのコルクホーン氏

格付け会社フィッチ・レーティン グスによれば、中国のインフレが今年、アジアの経済成長の妨げにな り、域内各国の格付け見通しに悪影響を及ぼす恐れがある。

上級ディレクター兼アジア太平洋ソブリン債担当責任者、アンド ルー・コルクホーン氏は26日の電話インタビューで、中国の政策当 局が一段と大きな困難に直面する可能性が高いと述べ、急速な経済成 長を続ける同国が「ホットマネー(投機的な短期資金)の流入」と闘 っていることや、昨年11月の消費者物価指数が前年同月比5.1%上 昇、12月が4.6%上昇となったことを指摘した。

同氏は、「インフレ圧力が、われわれが想定しているよりもひど い、つまり強いことが示されれば、中国の成長鈍化につながる可能性 があり、その場合、アジアにとってマイナスになるだろう」と語った。

コルクホーン氏は、「インフレ圧力は高止まりしている。問題は、 これがどの程度、供給面でのボトルネックと食品・商品価格の一時的 な上昇の結果なのかということだ。あるいは09、10両年を通じた力 強いマネーと与信の伸びが今になって、大方が見込んでいるよりも急 激な金融引き締めを必要するような形で表れつつあるのかもしれな い」と解説した。

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