【クレジット市場】LBO向け融資が復活-債権価格、3年ぶり高水準

カーライル・グループやKKR などレバレッジド・バイアウト(LBO)を手掛けるプライベートエ クイティ(PE、未公開株)投資各社は、危機前と同様の条件で融資 を借り入れている。投資家が融資債権を買い入れるファンドに記録的 な資金を投じており、債権価格は3年ぶりの高水準となっている。

事情に詳しい関係者によれば、こうした投資会社は、食品加工の 米デルモンテ・フーズや通信機器メーカーの米コムスコープのLBO を支えるため、債権者向けの一般的な保護のないいわゆるコビナント ライトローンを得ている。LBOは、買収相手の資産などを担保に資 金を調達し、その資金で買収を実施する手法。

調査会社プリキンによれば、使われていない資本が5440億ドル (約45兆円)にも膨らんでおり、低コストでの資金調達の恩恵にあ ずかっているPE投資各社はこれを活用したい考えだ。

トムソン・ロイターのリッパーFMIとスタンダード・アンド・ プアーズ(S&P)/LSTA米レバレッジド・ローン100指数によ れば、こうした融資の債権価格は25日、額面1ドルに対し95.78セ ントに上昇し、2007年11月15日以来の高値となった。1月には入 ってから19日までの数週間で25億ドルが融資債権ファンドに流れ込 んだことが背景だ。

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