独SAPの10-12月:36%減益、オラクルへの支払い響く

経営管理ソフトメーカー最大手、 ドイツのSAPの2010年10-12月(第4四半期)決算は、前年同期 比36%減益となった。著作権侵害訴訟で同業の米オラクルへの13億 ドル(約1100億円)の支払いを命じられたことが響いた。

26日の同社発表によると、純利益(国際会計基準)は4億3700 万ユーロ(約490億円)と、前年同期の6億8200万ユーロから減少し た。

オラクルは2007年にSAPを提訴。昨年11月に裁判所がSAP に支払いを命じ、SAPは今年に入って同判断が業績に「重大な悪影 響」を与えると公表していた。

この日の発表によると、賠償支払いに向けた引き当てにより第4 四半期利益が5億8600万ユーロ減少した。同社が今月先に発表したと ころによると、同四半期のソフトウエアライセンス収入は35%増え過 去最高だった。

11年通期についてSAPは、国際会計基準に基づかないベースの ソフトウエアおよび関連の売上高が、昨年の98億7000万ユーロから 10-14%増えるとの見通しを示した。予想は為替変動の影響を含まな い。営業利益は44億5000万-46億5000万ユーロを目標としている。 昨年は40億ユーロだった。

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