ユーロ圏は縮小も、政情不安で-FXコンセプツのテーラー会長

ユーロ圏からソブリン債危機に よる政情不安と有権者の怒りを受けて離脱する国が出てくる可能性 がある。FXコンセプツのジョン・テーラー会長が予測した。

テーラー氏は25日にブルームバーグ・リンクがニューヨークで 主催した会合で、「ユーロ圏は縮小するとともに、結束力が高まって 一段と合理的になるだろう。一部の国が域内にいなくなるためだ」 と指摘。「きっかけは経済よりも政治的なものだろう。高官レベルで はなく市民レベルでの政治的なきっかけだろう。それには10-20 年を要するかもしれない」と述べた。

ギリシャやアイルランドが財政赤字への対応で国際支援を受け 入れる中、ユーロは昨年、主要貿易相手国9通貨のバスケットに対 し10.4%下落した。債務危機の収拾に向けた財政改革を受けて、ギ リシャやポルトガルでは抗議デモに拍車が掛かっている。

テーラー氏は「一部の国では攻撃的な方法よりもむしろ、単純 に選挙で権力の座にある人々が辞めさせられると考えられる」と述 べ、「ユーロ圏の団結のコストが平均的な労働者の生計を悪化させる なら、結果的に動揺が生じる」と語った。

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