京三など鉄道関連株高い、鉄道ホームドアの設置支援観測-需要増期待

信号大手の京三製作所など鉄道関 連株が高い。大畠章宏国土交通大臣が、鉄道の駅ホームからの転落を防 ぐ「ホームドア」などの設置促進に意欲を見せたことが一部報道で伝わ り、ホームドアなどの需要増加に対する期待が高まった。

京三製の株価は前日比7.1%高の455円まで大幅続伸し、日本信号 が3.8%高の716円、東鉄工業は1.9%高の637円までそれぞれ上昇。

共同通信などの報道によると、大畠大臣は25日の記者会見で、ホ ームドアなどの設置が目標の5分の1にとどまっているとして、鉄道事 業者に対して整備スケジュールを1カ月以内に提出するよう求める方針 を示した。設置が進まない要因も聞き取りしたうえで、「国として支援 も考える」と述べたという。

野村証券の宮地邦治アナリストは25日付リポートで、ホームドア や可動式ホーム柵は、国土交通省が設置を目指す2800駅のうち、こと し3月末で約500駅の設置にとどまる見込みだとし、「潜在的な市場規 模は大きいと見られる」と指摘。これまで駅のエレベーター設置などに 重点が置かれた補助金が、3月末までに発表予定のバリアフリー新法の 基本方針改定で「ホームドア、可動式ホーム柵にも振り向けられるかど うか注目したい」としていた。

同証券では関連企業として、可動式ホーム柵で3割弱のトップシェ アを持つ京三製、10年3月期から同市場に参入した日本信号、ホーム ドアのナブテスコ、関連工事の東鉄工などを紹介している。

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