視聴率調査会社ニールセン、米IPOは16億ドル規模-関係者

【記者:Brett Pulley、Lee Spears】

1月25日(ブルームバーグ):テレビ視聴率調査会社ニールセン・ ホールディングスの新規株式公開(IPO)は約16億ドル(約 1300億円)規模となった。ニールセンは、プライベートエクイティ (PE、未公開株)投資会社の米ブラックストーン・グループやカー ライル・グループ、KKR、トーマス・H・リー・パートナーズなど が所有しており、米国では今年初のPE投資会社の傘下企業によるI POとなる。事情に詳しい関係者1人が明らかにした。

詳細は非公開だとして匿名を条件に明らかにした同関係者による と、1株当たり20-22ドルの仮条件に対し、IPO価格は23ドル に決定された。7140万株が対象。同社は06年、レバレッジド・バ イアウト(LBO、買収先の資金などを担保に外部から資金を調達し 買収する手法)を手掛ける6社に買収され、非公開化されていた。

LBOを手掛ける企業は、S&P500種株価指数の2年ぶり高値 への上昇を背景に、LBOの形で買収された企業のIPOへの需要が 膨らむと見込んでいる。ニールセンは買収されてから、年間赤字が 14億ドルで、純債務は82億ドルとなっている。

ブルームバーグのデータによると、ニールセンは06年7月に債 務を含め89億ユーロで買収された。米証券取引委員会(SEC)へ の届出書とブルームバーグのデータによれば、今回のIPO価格は現 在の同社オーナーが支払った1株当たりの平均額(16.32ドル)を 41%上回る水準となる。

届出書によると、IPOによってブラックストーン、KKR、カ ーライル、トーマス・H・リーの出資比率はそれぞれ20%から約 16%に低下する。ヘルマン・アンド・フリードマンは7.6%(従来は

9.6%)、アルプインベスト・パートナーズは5.4%(同6.8%)にそ れぞれ出資比率が下がるという。

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