田辺三菱薬株が急反落、子会社の不適切試験報道-9カ月ぶり下落率

田辺三菱製薬株一時、前日比5.4% 安の1328円と急反落。昨年4月14日(7.6%)以来、およそ9カ月ぶ りの日中下落率を記録した。同社子会社が出荷する医療機関向けの注 射薬をめぐり、虚偽の試験結果を記録した行為があったと厚生労働省 に報告していた、と26日付の朝日新聞朝刊が報道。同社の管理体制を 不安視する売りが広がった。

同紙報道によると、問題となった子会社は「田辺三菱製薬工場」 で、同社足利工場が製造や試験をしている医療機関向けの注射剤「リ プル注」、「パルクス注」、「リメタゾン静注」、「パズクロス点滴静注液」 の4製品で不適切試験の疑いが浮上。2007-10年3月の約3年間に、 試験担当社員が一部の試験を行わず、出荷の基準に合格したように虚 偽の試験結果を記録した行為があったという。

同社広報部の寺西智明氏は26日午前、ブルームバーグの電話取材 に、「事実内容を確認中。現時点で報道に対してのコメントはできない」 と回答。また、同社は午前8時40分に東京証券取引所で、今後開示す べき事項が発生した場合、速やかに知らせるとした声明を発表した。

--取材協力:山村敬一 Editor:Shintaro Inkyo

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