ココア相場:1979年の高値試す展開に-コートジボワール輸出禁止で

世界最大のカカオ豆生産国である コートジボワールの政情不安により供給に支障が出ているため、ココア 相場が1970年代以来の高値に上昇するとの見方が高まっている。

コートジボワールでは昨年11月に実施された大統領選挙以降、対 立する2人が大統領に選出されたと主張している。これを受けてヘッジ ファンドによるココア相場上昇を見込む買い越しは12月初旬以降、4 倍以上に増加した。

大統領に選出されたと国際的に認定されているアラサン・ワタラ氏 は24日、対立するローラン・バグボ前大統領の資金源を断つため輸出禁 止を指示した。ブルームバーグがアナリスト6人を対象に実施した調査 によると、この禁輸措置により、ココア相場は1トン当たり3720ドルま で上昇するとみられている。予想通りなら、1979年1月以来の高値とな る。

ココア相場は今月に入って9.9%上昇し、トムソン・ロイター・ジ ェフリーズCRB指数を構成する19銘柄のうち綿花に次いで高い上昇 率を示している。米農産物供給会社カーギルは24日、コートジボワー ルでのカカオ豆の買い入れを一時的に停止したと発表した。ココア相場 の上昇は、米ハーシーやマーズ、世界最大のバルクチョコレートメーカ ー、スイスのバリーカレボーなどのコスト増につながる可能性がある。

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