韓国:10-12月成長率、0.5%に鈍化-追加利上げ慎重姿勢か

韓国経済は、鉱工業生産の減速 を背景に成長が鈍化した。韓国銀行(中央銀行)が追加利上げを通 じたインフレ阻止に動く余地は狭まっている。

韓国銀行が26日発表した2010年10-12月(第4四半期)の国 内総生産(GDP)は前期比0.5%増加。7-9月(第3四半期) は同0.7%増だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノ ミスト12人の予想中央値(同0.4%増)は上回った。前年同期比で は4.8%増だった。

鉱工業生産は昨年10月に前月比4.2%減少し、1年10カ月ぶ りの大幅減となった。一方でインフレ率は、韓国銀行が目標の上限 としている4%に近づいている。韓国銀行は今月、追加利上げを実 施しており、次回の金融政策決定会合は来月11日に予定されている。

トーラス・インベストメント・アンド・セキュリティーズ(ソ ウル)の債券アナリスト、コン・ドンラク氏は、「景気減速を受け、 韓国銀行は政策金利引き上げにより慎重になる公算が大きい」と指 摘。「韓国銀行は、速いペースの利上げで景気を冷やしたいとは考え ていない。1-3月(第1四半期)は経済成長が一段と鈍化する可 能性があるので、次の利上げは3月か4月かもしれない」と述べた。

第4四半期のインフレ率は平均3.6%に加速した。李明博(イ・ ミョンバク)大統領は今月、消費者物価の伸び抑制に強い姿勢で臨 む考えを表明。低所得者層を守るため、3%に収める必要があると の認識を示した。

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