米ヤフー:1-3月売上高見通し、市場予想下回る-株価下落

訪問者数で米最大のポータルサイ トを運営するヤフーが示した2011年1-3月(第1四半期)の売上高 と営業利益見通しは、アナリスト予想を下回った。広告支出回復によ る恩恵を、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)最大 手の米フェースブックといった競合会社ほど受けていないとみられて いる。

1-3月期は、提携先サイトへの支払い分を除いた売上高が10億 2000万-10億8000万ドル(約840億-890億円)になる見通し。ブル ームバーグがまとめたアナリスト予想平均は11億4000万ドル。同社 が示した営業利益見通しは1億3000万-1億6000万ドルで、アナリ スト予想の2億180万ドルを下回った。

キャロル・バーツ最高経営責任者(CEO)は成長回復に取り組 んでいるが、利用者や広告主を引き付けているフェースブックが立ち はだかっている。同CEOは先月、最大の競合相手はこれまでのグー グルよりもフェースブックだと述べた。米調査会社コムスコアによる と、昨年末時点で米ユーザーのネット利用時間は、ヤフーよりフェー スブックが平均59%多かった。

BGCパートナーズのアナリスト、コリン・ギリス氏は「ヤフー は依然として、業績てこ入れのさなかにある」とし、「売り上げ拡大に 苦戦している」と述べた。

発表を受け、ヤフーの株価は25日の時間外取引で2%安となった。 ナスダック市場での通常取引終値は前日比7セント安の16.02ドルだ った。

ヤフーが同日発表した10年10-12月(第4四半期)決算は、純 利益が3億1200万ドル(1株当たり24セント)と、前年同期の1億 5300万ドル(同11セント)から増加した。10-12月期純利益には1 株当たり2セントのリストラ費用が反映されている。アナリスト予想 平均は22セント。一部項目を除いた売上高は12億1000万ドルだった。

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