マカオ資産家ホー氏:カジノ資産の返還要求、法的措置も-SJM安い

アジア最大のカジノ帝国が分裂 の危機にさらされている-。マカオの資産家スタンレー・ホー氏は、 同氏の一族に対し、27日までにカジノ資産を返還しなければ、法的 措置に訴えることも辞さない考えを示した。

高李厳法律事務所の上級パートナー、高国駿氏が25日に語った ところによると、ホー氏(89)の大半の資産について一族メンバー 6人への譲渡が24日に発表されたが、これはホー氏の同意なく行わ れたもので、同氏は資産の返還を求めて顧問弁護士らに「非常に明確 な」指示を出した。

また26日には、一族側が全ての問題は解決し高氏は解雇された と発表したことに対し、同氏がそれを否定するという新たな展開が見 られた。高氏は、引き続きホー氏の指示を受けて行動していると語っ ている。

26日の香港市場では、ホー氏が50年の歳月をかけて築き上げた カジノ事業をめぐる一族間の争いを嫌気し、同氏率いるカジノ運営会 社SJMホールディングスは株価が一時8.8%下落した。時価総額は 25日時点で97億ドル(約8000億円)。SJMはマカオのカジノ施 設の大半を経営しており、マカオのカジノ収入はラスベガス・ストリ ップ地区の4倍。

高氏によると、ホー氏はSJMの親会社STDMの持ち株31.7% の保有継続に向け、法的措置を取る可能性がある。同持ち株はホー氏 の資産の大半を占める。ホー氏が3番目の妻と呼ぶ女性と同氏の子供 5人へのSTDM資産の譲渡が24日に発表されたことについて高氏 は、資産を一族の間で均等に分配したいと考えるホー氏の意思に反し たものだったと指摘した。

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