メリル、注文情報不正使用の訴訟でSECと和解-1000万ドル支払いへ

米銀バンク・オブ・アメリカ (BOA)傘下のメリルリンチは、顧客の売買注文の情報を不正に使 用し自己勘定取引を行ったなどとして米証券取引委員会(SEC)が 起こした訴訟で和解するため、1000万ドル(約8億2000万円)を 支払うことで合意した。

SECの25日の発表によると、メリルはまた2002-07年にか けて、一部の機関投資家と富裕層顧客の取引に対して、事前の合意に 反して過剰に手数料を請求していた。

この訴訟を担当したSEC法執行部のスコット・フリースタッド 氏は「メリルの行為は明らかに不適切だった。投資家には、自分たち の注文情報をブローカーが悪用しないと期待する権利がある」と指摘 した。

今回の和解により、BOAのブライアン・モイニハン最高経営責 任者(CEO)は、自ら「最終仕上げ段階」と指摘するメリルとの経 営統合で、障害の一つが取り除かれることになる。BOAはメリルを 09年1月に買収した。

メリルは不正行為について肯定も否定もせずにSECとの和解に 合意。BOAの広報担当ビル・ホールディン氏は「メリルは、自己勘 定取引を他の取引と確実に切り離し、SECの指摘に対処するため、 数多くの方針変更を行った」と説明した。

-- Editors: Dan Kraut, Dan Reichl

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