JBSが米サラ・リーに1株21ドル前後で買収提案へ-関係者

ブラジルの食肉加工会社JBSは 米食品・家庭用品メーカー、サラ・リーに対して、1株当たり21ドル 前後で買収提案を行う計画だと伝えた。事情に詳しい関係者2人が明 らかにした。

計画の非公開を理由に関係者3人が匿名で語ったところでは、米 投資会社ブラックストーン・グループがJBSと共同で作業を進めて おり、サラ・リーのコーヒー事業の取得に関心があるとみられる。サ ラ・リーの24日の終値(18.36ドル)を14%上回る1株21ドルの提 示価格は、同社の企業価値を約134億ドル(約1兆1000億円)と評価 することになる。

関係者の1人によると、JBSは24日遅くにサラ・リーに買収の 意思を示し、25日中に正式な提案を行う計画であることを伝えた。最 終的な買収価格は確定しておらず、JBSが計画を変更する可能性も 残っているという。

JBSはこの提案でプライベートエクイティ(PE、未公開株) 投資会社の米アポロ・グローバル・マネジメントとベイン・キャピタ ル、TPGキャピタルのグループと競い合うことになる。関係者の1 人は23日、PE会社の提案額がサラ・リーの取締役会が求めている1 株20ドルの金額に近いことを明らかにしていた。サラ・リーの取締役 会は今週、買収案とその代案としてのコーヒー事業のスピンオフ(分 離・独立)計画を検討する予定。

JBSとサラ・リーの広報担当者はいずれもコメントを控えてい る。

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