スペイン政府:入札で調達コスト低下-銀行資本の計画発表の翌日

スペイン政府は25日、短期証 券の入札を実施し、3カ月物と6カ月物で22億ユーロ(約2500 億円)を調達した。借り入れコストは前回入札から低下した。同政 府は24日遅くに資本規制を強化し銀行に増資を迫る計画を発表し ていた。

スペイン銀行(中央銀行)によると、9億4500万ユーロの3 カ月物の利回りは0.98%と、前回の昨年12月21日の1.804% から低下。6カ月物証券13億ユーロも1.801%(前回は2.597%) に低下した。この日の入札では最大で30億ユーロの発行を計画し ていた。

3カ月物の応札倍率は5.48倍と前回の2.14倍から上昇。6 カ月物は5.11倍(前回は5.15倍)だった。

スペインは今年、総額で1920億ユーロの国債発行を計画している が、銀行業界再編のコストが財政を悪化させるとの懸念が調達コスト を上昇させている。サルガド財務相は24日、資本規制を強化し銀行に 増資をさせるとし、増資の規模が200億ユーロを超えることはないと 説明した。

銀行の資本増強が政府の財政赤字削減目標に影響することはない とも述べた。最悪のケースで追加資本を全額政府の救済ファンドが注 入したとしても、国内総生産比の債務を2ポイント上昇させるだけだ と説明。欧州連合(EU)の推計では、スペインの公的債務は昨年、 対GDP比64%だった。

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