香港株(終了):4営業日続落-中国の金融引き締め懸念で

香港株式相場は4営業日続落。世 界経済が回復軌道に乗っているとの楽観的な見方があるものの、中国 が金融政策を一段と引き締めるとの懸念が引き続き悪材料となった。

中国5位の銀行、交通銀行(3328 HK)は0.8%安。同国最大の保 険会社の中国人寿保険(2628 HK)は1%下落した。同社の親会社を対 象に国家審計署(NAO)が昨年行った定期監査で、保険業務で法令 違反を含む複数の問題が見つかったことが響いた。産金会社で国内最 大手の紫金鉱業(2899 HK)は、金相場が2カ月ぶりの安値を付ける中 で1.6%値下がりした。

香港の商社リー・アンド・フォン(利豊、494 HK)や婦人靴販売 の百麗国際(1880 HK)も売られた。

海通国際アセット・マネジメントのファンドマネジャー、ダニー・ ヤン氏(香港在勤)は「中国の利上げ懸念を背景に香港株はここ数日 でかなり下げている」と述べた上で、「この懸念は行き過ぎのようだ。 海外の売り上げ規模が大きい香港企業は世界的な景気回復の恩恵を受 けている」と語った。

ハンセン指数は前日比12.95ポイント(0.1%)安の23788.83。 一時0.8%あった上げを消して引けた。4営業日続落は昨年11月17 日に終了した下げ局面以降で最長。ハンセン中国企業株(H株)指数 は前日比0.3%安の12562.05で終了。一時は0.9%高となっていた。

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