アジア株:上昇、指数は年初来でプラス圏-世界経済回復に信頼強まる

25日のアジア株式相場は上昇。 世界経済の回復に対する投資家の信頼感が強まり、MSCIアジア太 平洋指数は年初来でプラス圏に転じた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時現在、前日比

0.9%高の138.35。指数構成銘柄のうち、値上がり銘柄数と値下が り銘柄数の割合は約3対1。日経平均株価の終値は前日比119円31 銭(1.2%)高の1万464円42銭。

今週発表される米国と韓国の2010年10-12月(第4四半期) の国内総生産(GDP)は、前期を上回るペースでの拡大が見込まれ ている。また、日本銀行は25日、10年度の成長率見通しをプラス

2.1%からプラス3.3%に上方修正。前日発表された1月のユーロ圏 のサービス業と製造業を合わせた経済活動は拡大ペースが加速した。

ANZナショナル銀行の市場経済戦略責任者、クーン・ゴー氏 (ウェリントン在勤)は「経済指標の内容が米国だけでなく欧州でも かなり改善しているのは確かだ」と指摘。投資家のリスク志向には現 在スイッチが入っているとの見方を示した。

韓国のクレジットカード発行会社、サムスン・カードが上昇。 10年10-12月(第4四半期)の利益が6倍以上に増加し、スイス のUBSは投資判断を引き上げた。また、米半導体メーカー、テキサ ス・インスツルメンツ(TI)の10年10-12月(第4四半期)決 算が大幅増益となったことを受け、エルピーダメモリを中心に半導体 関連株が値上がりした。

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