インド中銀が利上げ:2年ぶり高水準-追加引き上げも示唆

インド準備銀行(RBI、中央 銀行)は、政策金利を2年ぶりの高水準へと引き上げることを決定し た。またインフレ見通しを上方修正し、追加利上げの可能性を示唆し た。

RBIは25日の声明で、政策金利であるレポ金利を6.50%とし、 従来の6.25%から引き上げると発表。ブルームバーグ・ニュースがま とめたエコノミスト22人のうち21人の予想通りだった。1人は、

0.5ポイントの利上げを予想していた。RBIはリバースレポ金利に ついても5.5%とし、従来の5.25%から引き上げた。

アジアの中銀では今月に入って、韓国とタイが既に政策金利を引 き上げている。インドは昨年、アジアで最も多い6回の利上げを実施 した。

野村ホールディングスのエコノミスト、ソナル・バルマ氏(ムン バイ在勤)は発表前、「インドは、インフレ抑制のため政策金利をも っと引き上げるべきだ。インフレ率は今年、高い状態が続く可能性が ある」と述べていた。

RBIのスバラオ総裁はこの日、3月末までのインフレ率予想を 7%とし、前回見通しの5.5%から上方修正した。今年度(2010年4 月-11年3月)の成長率については8.5%との予想を維持した上で、 「上振れ」の可能性に言及した。

声明では、「現在の成長とインフレの傾向を考えると、インフレ を阻止する金融スタンスに固執することは正当化される」と説明。 「ここ数週間に示された成長とインフレの力関係は、リスクバランス がインフレ増大に傾いていることを示唆している」とした。

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