シンガポールのファンド、アートラディスが閉鎖-ここ2年で損失

シンガポールのヘッジファンド 運用会社アートラディス・ファンド・マネジメントは、相場変動へ の投資でここ2年間に損失を出し、閉鎖を計画している。同社のフ ァンドは2007年と08年に計27億ドル(約2225億円)の利益を生 み出した。

共同創業者のスティーブ・ディグル氏が25日、インタビューで 明らかにしたところによると、同社は2月28日までに「アートラデ ィス・AB2・ファンド」の資金を投資家に返還する計画。また、 「アートラディス・バラクーダ・ファンド」についても、ファンド 清算で投資家の承認が得られれば、同日までの返金を目指すという。 ボラティリティ戦略を活用する同社のファンドの「多くは現金だ」 という。

アートラディスの運用資産は昨年12月末時点で約8億ドルと、 09 年1月の約45億ドルから減少。同社は下げ相場の中でオプショ ン契約を用いてボラティリティを取引し、他ファンドをアウトパフ ォームしてきた。MSCIアジア太平洋指数は09年3月9日の約6 年ぶり安値から91%上昇している。

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