IMFのリプスキー氏:中南米に景気過熱リスク-財政・通貨政策必要

国際通貨基金(IMF)のリプス キー筆頭副専務理事は24日、中南米に景気過熱のリスクがあり、好況 と不況のサイクルを繰り返さないため、域内各国は財政・通貨政策を 実行する必要があると呼び掛けた。

パリで開催された中南米・カリブ海地域経済フォーラムでの講演 テキストによると、筆頭副専務理事は中南米とアジアの新興国経済は 昨年9月30日までの1年間で、過去10年間のどの年と比べても大き な資本純流入があったと指摘した上で、資本流入が内需拡大に寄与し ている一方で、金融業界の不均衡を生み出したり、資産価格急騰をも たらしたりする恐れがあると述べた。

また、筆頭副専務理事は、資本流入拡大を抑えるため、中南米各 国は各国通貨の弾力性を活用する必要があると語るとともに、財政に よる景気刺激策を縮小し、世界的な経済危機からの回復を持続させる ため金融安定性を確実にするような政策を実施すべきだと訴えた。

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