中国の投信:10-12月の株式持ち高、過去最高に迫る-株安の兆候か

中国の投資信託は株式の持ち高を 過去最高付近まで引き上げた。これは、投資家が楽観的になり過ぎて おり、株価がさらに下落する恐れがあることを示唆している。

中国の計325本の投信の運用資産に占めた株式の割合は昨年10- 12月(第4四半期)に83.2%と、過去最高を記録した2009年10-12 月期の83.8%に迫った。中信証券のアナリスト、ヤン・ガオジャン氏 がリポートで指摘した。

投資ファンド・コンサルティング会社ハウバイのアナリスト、リ ウ・チャオヤン氏(上海在勤)は「投信の株式持ち高から判断すると、 株式相場の調整はまだ終わっておらず、投信の多くが引き続き小型株 を売っているようだ」と説明。「株式相場は通常、この割合が80%を 下回った時に底入れする可能性がある」と指摘した。

投信による株式投資が昨年10-12月期に増えたのは、株式相場の 上昇が背景。中国株の指標、上海総合指数は同年10月に12%高と、 月間ベースで09年7月以来の大幅高だった。世界的な景気回復や、米 連邦準備制度理事会(FRB)資産購入に伴う豊富な流動性を支えに、 10-12月期は5.7%上昇した。今年これまでの騰落率はマイナス4.3%。

--Zhang Shidong. With assistance from Irene Shen. Editor: Allen Wan, Richard Frost

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Zhang Shidong in Shanghai at +86-21-6104-3040 or szhang5@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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