アジア株:続伸、米株高の流れ引き継ぐ-リオ・ティントが高い

25日午前のアジア株式相場は上昇。 指標のMSCIアジア太平洋指数が続伸となっている。米企業による 買収や自社株買い、配当見通しを好感して米ダウ工業株30種平均は 24日、終値としては2008年6月以来の高値となった。

海外で売り上げの約70%を稼ぐトヨタ自動車が上昇。エルピーダ メモリも高い。米半導体メーカー、テキサス・インスツルメンツ(T I)の2010年10-12月(第4四半期)決算が大幅増益となったこと が材料視された。世界3位の鉱山会社、英・オーストラリア系のリオ・ ティントはシドニー市場で1.1%高。金属の値上がりが手掛かり。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午前11時11分現在、前日 比0.9%高の138.36。指数構成銘柄のうち値上がりと値下がりの割合 は約4対1。消費関連株とテクノロジー銘柄を中心に上昇している。

ブラックロック・インベストメント・マネジメント(オーストラ リア)で資産運用を担当するジェームズ・ホルト氏は「値固めには最 適のタイミングだ」と指摘。「世界金融危機のさなかに大掛かりなコス ト削減に取り組んだ米企業は、自信を取り戻しつつ、M&A(合併・ 買収)や新規事業投資に記録的な規模に膨らんだ手元資金をつぎ込ん でいる」と語った。

日経平均株価の午前終値は前日比97円50銭(0.9%)高の1万 442円61銭。

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