りそなH株反落、増資価格決定で目標額調達出来ず-安値圏

りそなホールディングス株が一時 前日比3.9%安の449円と反落し、前日付けた上場来安値(444円)圏 での動き。同社は24日夜、計画中の公募増資の発行価格を1株440 円に決めたと発表。あらためて今後の需給悪化の可能性が懸念される 中、当初目標額に届かなかったほか、現状より低い価格に設定され、 空売りの増加を警戒する声も出ている。

午前10時20分現在、東証1部業種別33指数の銀行業は上昇率4 位となっており、逆行するりそなHDの下げが目立っている。今回の 公募増資によるりそなの最大調達額は、手数料などを差し引くと5448 億円となり、目標としていた最大6000億円の目標額に届かなかった。 同社は、全額公的資金返済に回すと表明しており、返済額の目減りが 今後の懸念材料になる。

一方、日産センチュリー証券ディーリング部の菊池由文部長は、 「株価は公募価格の440円に寄せていくだろう」と予想。その上で、 空売りを控えてきた投資家が「価格決定後に空売りを始めた」との見 方を示していた。金融庁は増資関連の規制として、発表後に発行価格 決定までに空売りした上での新株取得を禁止することを決め、法制化 を進めている。

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