豪州10-12月CPI:前期比0.4%上昇-市場予想下回る伸び

オーストラリアの昨年10-12月 (第4四半期)の消費者物価指数(CPI)は、エコノミスト予想を 下回る上昇率だった。通貨高に伴い、衣料品や履物など輸入品の価格 が下落した。

オーストラリア統計局の25日の発表によれば、昨年第4四半期 のCPIは前期比0.4%上昇と、7-9月(第3四半期)の0.7%上 昇を下回る伸びにとどまった。ブルームバーグ・ニュースが集計した エコノミスト25人の予想中央値(0.7%上昇)も下回った。第4四 半期は、前年同期比では2.7%上昇だった。

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は2009年10月以降7回 の利上げを実施。豪ドルは米ドルに対し、一時パリティー(等価)に 達した。先月は利上げを見送り、政策金利であるオフィシャル・キャ ッシュレートの誘導目標を4.75%に据え置いた。

オーストラリア・ニュージーランド(ANZ)銀行のシニアエコ ノミスト、リキ・ポリジェニス氏(メルボルン在勤)は、21日の調 査リポートで、インフレ率の低下は「豪ドル高が輸入物価を抑えてい ることや、小売り需要が鈍い様子を反映している」と指摘。「クイー ンズランド州が洪水被害に見舞われる中、豪中銀が利上げを実施する 可能性は低い」との見方を示した。

豪ドルはCPIの発表を受けて下落。シドニー時間午前11時32 分(日本時間同9時32分)現在、1豪ドル=0.9940米ドルと、24 日のニューヨーク市場での0.9974米ドルを下回っている。

昨年第4四半期は、衣料品・履物の価格が1.9%下落、医療費が

1.2%低下した。一方、食品は2.2%、酒・たばこが0.8%それぞれ 上昇した。

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