アンジェス株急騰、塩野義に第三者割当増資-アトピ薬開発

遺伝子医薬品の研究開発を手がけ るアンジェスMGの株価が大幅続伸。前日比14%高の12万円まで買わ れ、昨年12月28日(16%高)以来、約1カ月ぶりの日中上昇率を記録 した。アトピー性皮膚炎治療薬の開発で協力関係にある塩野義製薬に対 し、第三者割当増資を行うことを決定。開発費負担の軽減や開発進展な どが期待された。

アンジェスは24日の取引終了後、塩野義に2637株の第三者割当増 資を実施すると発表した。手取概算額は約2億9700万円で、全額を医 薬品の研究開発資金に充当する計画。アンジェスと塩野義はアトピー治 療薬など外用剤として商業化を図る「NF-κBデコイオリゴ」プロジ ェクトを進めている。増資後の塩野義の持ち株比率は2.18%となり、 第4位株主になる見込み。

いちよし経済研究所の山崎清一シニアアナリストは「アンジェスの ような研究開発型バイオベンチャーの場合、財務基盤をしっかりしてお くことが開発の進展以上に大事なことだ」と述べ、塩野義との提携で開 発費などの支援も得られるため、ポジティブな話だとみている。同経済 研ではアンジェス株の投資判断を「買い」としている。

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