世界の投資家は米国を最高の市場の1つと判断-BN調査

世界の投資家は米国経済の先行き に一段と自信を強めており、リスク選好を高め、同国を世界で最高の 投資先の1つとみなしている-。ブルームバーグの四半期調査で明ら かになった。

ブルームバーグが投資家やトレーダー、アナリストなど顧客1000 人を対象に今月20-24日に実施した世論調査「ブルームバーグ・グロ ーバル・ポール」によれば、40%余りが利益を上げる機会は増えてい ると回答した。これは、2009年7月に同調査を開始して以来最も高い 割合。まだ様子見を続けているとした回答は33%未満だった。残りは、 経済情勢が通常に戻りつつあると回答した。

今回の調査にも参加したバンクノルドのポートフォリオマネジャ ー、アンジェロ・メーダ氏(ミラノ在勤)は、「回復は具体化しつつあ り、今年の世界の利ざやは過去最高を更新する見通しだ」と述べた。 同氏は10億ドル(約820億円)余りの資産運用に携わる。

金融・経済界のリーダーらがスイス・ダボスの世界経済フォーラ ム(WEF)年次総会に集まるなか、特に米国と世界株式市場全般に 対する楽観的な見方が広がっている。投資家は、不安定な時期に伝統 的に資金の避難先とされてきた金への投資を後退させており、中国へ の慎重姿勢を強めている。またリスク選好度では、調査開始以来、常 に最も高かったアジアの投資家に代わり欧州の投資家が1位となった。

同調査に参加したヘンリー・リティッヒ・グローバル・インベス トメンツ(ケルン)のヘンリー・リティッヒ最高経営責任者(CEO) は、「米国は危機から劇的な回復を見せるだろう」と指摘。「米失業率 は今年、大幅に低下するとみている」と語った。

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