米TI10-12月期:44%増益-スマートフォンなどの需要寄与

米半導体メーカー、テキサス・イ ンスツルメンツ(TI)の2010年10-12月(第4四半期)決算は、 前年同期比で44%増益となった。スマートフォン(多機能携帯端末) やネットワーク関連機器の需要が寄与した。

24日の発表によると、純利益は9億4200万ドル(約777億円、 1株当たり78セント)と、前年同期の6億5500万ドル(同52セント) から増加。売上高は前年同期比17%増の35億3000万ドルだった。

TIは軍事用誘導システムから腎臓透析装置までさまざまな機器 に搭載されているアナログチップの最大手で、同社の業績は電子機器 需要の広範な指標となる。在庫増加を受け、今後の受注が減少すると の懸念が強まった。

在庫は3億1800万ドル増の15億2000万ドル。前期比では9600 万ドル増えた。一方、受注は31億3000万ドルとなり、前年同期比4%、 前期比では9%それぞれ減少した。

TIは発表資料で、11年1-3月(第1四半期)の1株利益が54 -62セントになるとの見通しも示した。ブルームバーグがまとめたア ナリスト予想平均は57セント。同社が示した売上高見通しは32億 7000万-35億5000万ドル。アナリスト予想平均では33億3000万ド ルが見込まれていた。

TIの24日の株価は時間外取引で一時、2.6%安の33.74ドル。 通常取引終値は前週末比74セント(2.2%)高の34.65ドルだった。

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