【個別銘柄】半導体、銀行、日東電、カブコム、帝人、りそな、図研

きょうの日本株市場で株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

半導体関連株:ニコン(7731)が前日比4%高の1946円、エルピ ーダメモリ(6665)が2.3%高の1160円など。前日の米国市場では、 自社株買いの規模を拡大したインテルや、今後1年間に最大80%上昇 する可能性を米経済紙バロンズが指摘したエヌビディアなどが買われ、 半導体関連企業で構成されるフィラデルフィア半導体株指数は2.5% 上げた。ニコンについては、19日のオランダのASMLホールディン グの決算を通じて、11年度の半導体向けステッパー市場の拡大が同社 にポジティブに作用するとのバークレイズ・キャピタル証券の指摘も 引き続き材料視された。

大日本スクリーン製造(7735):4.4%高の734円。2010年10-12 月の半導体製造装置受注高は、半導体メーカーの設備投資が想定を上 回ったことから前年同期比32%増の450億円前後と従来予想(380億 -430億円)を超過したもよう、と25日付の日本経済新聞朝刊が報道。 11年3月期通期の連結営業利益は、従来予想の220億円を20億円前 後上回る公算が大きいとも伝えた。

銀行株:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が3%高 の454円、三井住友フィナンシャルグループ(8316)が1.4%高の2934 円など。東証1部の銀行指数は、業種別上昇率で2位に入った。野村 証券では、今週からの主要行グループの10年4-12月決算は、債券 損益こそ上半期ほどの好調さはないが、業績動向は通期会社計画比で 総じて堅調に推移していると予想。良好な業績動向に対し、主要行の バリュエーションは割安感を残していると分析した。

日東電工(6988):3%高の4110円。12月の売上高は前年同月比 5%増、うち液晶表示材料は7%増だった。ゴールドマン・サックス 証券では、会社計画に対して業績上振れが期待されるポジティブな月 次数値だと評価し、投資判断の「買い」を確認した。

カブドットコム証券(8703):10%高の374円。発行済み株式数の

1.1%にあたる200万株(9億円)を上限に自己株を取得すると前日発 表。取得期間は25日から3月24日で、株式需給や資本効率の改善期 待が膨らんだ。一方、株式市場での売買低調などから、10年4-12 月 純利益は前年同期比21%減の19億9200万円となった。

帝人(3401):3.1%高の406円。アラミド繊維の出荷が伸びたこ とから、10年4-12月連結最終損益は200億円強の黒字(前年同期は 314億円の赤字)だったようだ、と25日付の日経新聞朝刊が報道。通 期純利益予想を250億円程度(現在の会社予想は210億円)に上方修 正する可能性があるという。

サンリオ(8136):6.7%高の2091円。10年4-12月連結経常利 益は前年同期比9割増の100億円強となったようだ、と25日付の日経 新聞朝刊が報道。欧州を中心に海外で「ハローキティ」などキャラク ターの人気が高まり、ライセンス収入が大幅に伸びたという。

メルコホールディングス(6676):5.2%高の2994円。11年3月 期の連結営業利益予想を従来の93億円から110億円へ増額修正した。 海外中心に売上高は従来予想を下回るものの、差別化商品の投入、適 切な在庫管理によるロスコストの圧縮やコストダウンが貢献する。

りそなホールディングス(8308):5.1%安の443円。計画中の公 募増資の発行価格を1株440円に決めたと24日に発表。手数料などを 差し引いた最大調達額は5448億円で、目標としていた最大6000億円 に届かなかったことなどが嫌気された。

図研(6947):8.2%高の710円。200万株(金額20億円)を上限 に自己株を取得する。取得期間は2月1日から12年1月31日。発行 済み株式数に対する比率が7.91%と高く、需給改善期待が高まった。

国際航業ホールディングス(9234):11%高の218円。中国の地図 情報サービス大手の高徳ソフトと業務提携することが分かった、と25 日のテレビ東京が報じ、業容拡大への期待が高まった。

カルソニックカンセイ(7248):3.3%高の341円。みずほ証券で は、日産自動車の販売好調を主因に業績予想と目標株価をともに引き 上げた。新たな目標株価は370円(従来310円)。

旭化成(3407):2%高の571円。韓国で200億円を投じて合成樹 脂原料「アクリロニトリル(AN)」を8割増産する、と25日付の日 経新聞朝刊が報道。午前の取引終了後、会社側は同プラントの増設を 正式発表した。増設する生産能力は年24万5000トンで、13年1月に 商業運転を開始する。

三井金属(5706):2.8%高の294円。車載向けリチウムイオン二 次電池用マンガン系正極材料の生産設備を、広島県竹原市に設置する ことを決定した。投資額は70億円で、生産能力は年1万2000トン。 生産・供給開始は12年度を予定している。

大倉工業(4221):7.1%高の285円。10年12月期連結純利益は 11億8000万円と、従来予想(5億5000万円)を上回ったもようと24 日に発表。固定費削減や生産効率の改善に加え、繰延税金資産の計上 額が前回予想を上回ることなどが寄与する。

アンジェスMG(4563):7.3%高の11万2700円。塩野義製薬(4507) に対し、2637株の第三者割当増資を実施する。手取概算額は約2億 9700万円。全額を医薬品の研究開発資金に充当する予定で、NF-κB デコイオリゴプロジェクトの着実な推進を図る。同社は塩野義との間 で、NF-κBデコイオリゴの外用剤全般の共同開発を目指したライセ ンス契約を締結している。

セルシード(7776):12%高の1745円。いちよし経済研究所では、 角膜再生上皮シートのフランスでの治験結果と欧州での承認申請が目 先の焦点だとし、同研究所では承認申請はことし半ばを見込んでいる としている。

大阪証券取引所(8697):2.1%高の44万4000円。25日午後、11 -13年度の中期経営計画を発表。デリバティブやETF(上場投資信 託)の品ぞろえと流動性提供などで、世界のデリバティブ取引所ラン キング(取引高)で10位以内を目指すとしている。

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