米企業の社債保証コストが約1年ぶり低水準、好決算を反映

24日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが過去1 年余りで最も低い水準に低下した。市場予想を上回る企業決算が多く、 景気回復ペースが加速しつつあるとの見方が強まった。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後5時5分(日本時間25日午前7時5分)現在、前週 末比1.2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の81.7b p。

ソシエテ・ジェネラルの米クレジット戦略責任者、スティーブ ン・アントツァック氏は「依然として根本的なリスクはない。企業の 利益水準は悪くないし、デフォルト(債務不履行)もない。市場参加 者は、悪いファンダメンタルズ(基礎的諸条件)を心配してはいない」 と述べた。

ブルームバーグがまとめたデータによると、S&P500種株価指 数に採用されている企業で今月10日以降に決算を発表した61社の うち45社が、アナリスト予想を上回る業績を示した。

北米投資適格指数のスプレッドは、欧州債務危機が債券市場を混 乱させた昨年6月には131.3bpまで上昇していた。現在の水準は、 昨年1月14日に付けた80.3bp以来の低水準だ。

この日は米食品メーカー、サラ・リーのCDSスプレッドが上昇 し、過去最高水準となった。事情に詳しい関係者3人によれば、プラ イベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社のアポロ・グローバ ル・マネジメントとベイン・キャピタル、TPGキャピタルのグルー プがサラ・リーに買収案を提示した。

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