ブラジル株:ボベスパ指数上昇、経済成長期待がインフレ懸念上回る

24日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が4営業日ぶりに上昇。インフレによる借り入れコ スト上昇懸念があるものの、経済成長による企業業績への期待感から 買いが優勢となった。

売上高で同国4位の住宅建設会社、ブルックフィールドは3週間 ぶり大幅高。ビールメーカーのベビダス・ダス・アメリカスは5営業 日ぶり上昇。一方、ニューヨーク原油先物相場の下落を受けて、ブラ ジルの資産家エイキ・バチスタ氏が経営する石油会社のOGXペトロ リオ・エ・ガス・パルチシパソンエスが昨年8月以来の安値を付け、 ボベスパ指数の上げは抑えられた。

ボベスパ指数は前週末比0.4%高の69426.57で終了。一時は0.5 安まで下落した。同指数構成銘柄のうち値上がりは52銘柄、値下がり は16銘柄。通貨レアルは0.4%高の1ドル=1.6708レアル。

デルテック・アセット・マネジメント(ニューヨーク)で約7億 5000万ドル相当の運用に携わるアーサー・バーンズ氏は「状況は良好 だが、インフレの気配がある」と指摘。「当局は利上げでインフレ沈静 化を図るだろうが、一時的現象だと期待する」と述べた。

21日の取引では、政策当局者が融資の伸びを抑制するために新た な措置を打ち出すとの懸念から、小売りや住宅建設、銀行などの銘柄 が売られ、ボベスパ指数は週間ベースで昨年11月以来最大の下げとな った。25日の取引はサンパウロ市制記念日の祝日のため休場。

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