システム上重要な銀行の選定は逆効果も-ソシエテ・ジェネラルCEO

時価総額でフランス2位の銀行、 ソシエテ・ジェネラルのフレデリック・ウデア最高経営責任者(CE O)は、金融システム上重要と見なされる銀行を選定し、一段の資本 増強を求める世界的な計画について、「大き過ぎてつぶせない」銀行 を増やし、逆効果となる恐れがあると指摘した。

ウデアCEOは24日、銀行各行は、金融安定化理事会(FSB) など監督当局によるシステム上重要な「金融機関の特定」を「本当に 懸念」していると言明。バーゼル銀行監督委員会による銀行の流動性 に関する基準についても、銀行側は改正を求めていくと付け加えた。

今週はスイスのダボスで世界経済フォーラム年次総会(ダボス会 議)が開催され、ドイツ銀行のヨゼフ・アッカーマンCEOやJPモ ルガン・チェースのジェイミー・ダイモンCEOなど銀行幹部のほか、 各国の議員や規制当局者らが一堂に会する。ソシエテ・ジェネラルか らはベルナルド・サンチェス・インセラ副CEOが出席する。

国際金融協会(IIF)の規制目的上の自己資本に関する運営委 員会で議長を務めるウデアCEOは、IIFを代表した声明で、シス テム上重要な銀行への「単純な資本積み増しの義務付け」は、「シス テムの安定強化に向けた正しい方法ではない」と指摘。バーゼル委に よる流動性基準は、貸し出しの足かせとなったり、銀行によるソブリ ン債の過剰な保有につながったりする恐れがあるとの見方を示した。

FSBは、世界的に見てシステム上重要な銀行のリスト第一弾を 今年半ばまでにまとめる計画。

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