米BOAの住宅ローン経費85億ドルも-弁護士ら「獲物の匂いに敏感」

オッペンハイマーによると、米 銀最大手バンク・オブ・アメリカ(BOA)は、不良債権化した住宅 ローンの買い戻し問題の解決に必要な経費として85億ドル(約 7012億円)を計上する可能性がある。これはBOAが先週示した予 想レンジのほぼ上限に相当する。

BOAは先週、スライドによる発表で、民間投資家が訴えてい る住宅ローン債権買い戻し要求に対応するための経費予想を発表した。 それによると、下限は最も少なければゼロもあり得るとしながらも、 上限レンジは70億―100億ドルとした。

オッペンハイマーのアナリスト、クリス・コトウスキ氏は23日 のリポートで、BOAは今年第4四半期に同経費を計上する可能性が あると指摘した上で、弁護士らが「獲物の匂いを嗅ぎつける」に伴い 経費はさらに増大する可能性があると続けた。

コトウスキ氏は、「最終的な経費の予想を裏付けできる十分な 根拠がない限り、BOAがこのように具体的な数字を発表資料に盛り 込むとは考えられない」と述べ、「この程度の経費は吸収可能だが、 これが住宅ローン買い戻し交渉のスタート地点になることを恐れてい る。そうなれば同行の株価は上値が抑えられる」と続けた。

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