欧州株:上昇、米統計控えた景気への楽観で-自動車株は総じて安い

欧州株式相場は上昇。今週発表さ れる米経済統計で経済成長ペースの加速が示されるとの楽観的な見方 が、自動車銘柄の下落やロイヤル・フィリップス・エレクトロニクス の予想を下回る利益の影響を打ち消す形となった。

英食品メーカーのノーザン・フーズは17%の大幅高。同業でアイ ルランドのグリーンコア・グループがノーザンに対する買収案引き上 げの是非を検討しているとの報道が手掛かりとなった。

一方、オランダの家電メーカー、フィリップスは5.5%安。ドイ ツのポルシェが3%下げるなど、自動車株は総じて安い。

ストックス欧州600指数は前週末比0.3%高の281.99で終了。 先週は0.9%下げていた。中国の利上げ観測のほか、ゴールドマン・ サックス・グループの昨年10-12月(第4四半期)利益がアナリス ト予想並みにとどまったことが相場の押し下げ要因だった。

年初来では依然としてプラスで、上昇率は2.2%。経済統計が世 界的な景気回復を示しているほか、欧州各国の首脳が債務危機の拡大 を阻止する取り組みを強化するとの期待が背景にある。

JPモルガン・チェースの欧州株ストラテジスト、ミスラブ・マ テイカ氏(ロンドン在勤)は24日付のリポートで、「経済活動は引き 続き堅調だ」と指摘。「現在の業績サイクルはまだ伸びる段階にあり、 利益率はさらに上昇する公算が大きい」との見方を示した。

24日の西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株価指数が上昇し た。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが25日発表する1月の消 費者信頼感指数は54.2と、前月の52.5からの改善が予想されてい るほか、米商務省が28日に発表する昨年第4四半期の国内総生産(G DP)は前期比3.5%増が予想されている。7-9月(第3四半期) は同2.6%増だった。

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