ユーロ圏:1月の総合景気指数は56.3-6カ月ぶり高水準

ユーロ圏のサービス業と製造業 を合わせた経済活動は1月に拡大ペースが加速し、6カ月ぶりの高水 準となった。ドイツの好調がユーロ圏経済をけん引した。

マークイット・エコノミクスが24日発表した1月のユーロ圏総 合景気指数(速報値)は56.3と、前月の55.5から上昇した。ブル ームバーグがエコノミスト13人を対象にまとめた調査の中央値では

55.6が見込まれていた。同指数は50を上回ると経済活動の拡大を 示す。

スペインやギリシャなどの国が緊縮財政策を一段と強化する中、 輸出がユーロ圏の景気拡大を後押ししている。ユーロ圏主要国である ドイツとフランスの1月の景況感が向上した。また、欧州連合(EU) の欧州委員会、レーン委員(経済・通貨担当)は今月17日、域内景気 の回復が「根付き、進行している」と指摘した。

ウニクレディトMIBのドイツ担当チーフエコノミスト、アンド レアス・リース氏(ミュンヘン在勤)は、「独仏企業は欧州の推進力と なっており、両国の景気回復を強めている」と述べ、「われわれは今年 の経済成長率が2.5%になると引き続き予測している。正直なところ 3%を上回る成長率となる可能性も排除できないだろう」と続けた。

総合景気指数を構成する製造業景気指数は56.9(昨年12月は57.1) に低下。サービス業景気指数は55.2と、前月の54.2から上昇。

エストニアが今年1月からユーロを導入し、ユーロ圏は計17カ 国となった。

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