香港株(終了):3日続落、銀行株が安い-金融引き締め強化を懸念

香港株式相場は3営業日続落。銀 行の預金準備率がさらに引き上げられる可能性があるとの人民日報の報 道を受け、中国当局が金融引き締め策を一段と強化するとの懸念が強ま った。

中国2位の銀行、中国建設銀行(939 HK)は1.6%安。2010年通 期決算について赤字見通しを示したヘアケア製品メーカーの霸王国際集 団(1338 HK)は6.7%値下がりした。バイオ燃料メーカーの中国糧油 (606 HK)も8.2%下落。同社は10年通期決算について減益を見込ん でいる。

建設会社の中国鉄建(1186 HK)やカジノ運営会社のSJMホール ディングス(880 HK)も売られた。

ハンセン指数は前週末比75.08ポイント(0.3%)安の23801.78 で終了。一時は0.4%高まで上昇した。ハンセン中国企業株(H株)指 数は前週末比1.1%安の12596.43。

信達国際の調査ディレクター、キャスター・パン氏(香港在勤)は、 中国の金融引き締めは「依然として最大の懸念材料」とした上で、「中 国当局が春節(旧正月)期間中に利上げに踏み切るとの観測があるため、 春節前に相場が十分に回復する公算は小さい」と語った。今年の春節は 2月3日に始まる。

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