サウジ石油相:OPECの原油供給拡大も-世界需要へ対応

サウジアラビアのヌアイミ石油鉱 物資源相は24日、経済成長率が世界的な金融危機前の水準近くに回復 する中で原油需要が伸びているため、石油輸出国機構(OPEC)加 盟国は今年、原油供給を引き上げる公算があるとの見通しを示した。

同相は24日にリヤドで講演し、今年の世界の原油需要は昨年から 日量最大で180万バレル(2%相当)増える可能性があると予想。O PEC最大の産油国、サウジの余剰生産能力は日量約400万バレルに なるとの見通しも示した。

同相は「需給バランスを維持するため、原油需要のいかなる増加 にも対応するのがOPECの方針だ」と述べた上で、「一部の加盟国が 生産能力を引き上げ、これによりOPECの余剰生産能力は日量約 600万バレルに維持される」と語った。

同相はまた、「今年の市場は全体的に均衡するだろう。昨年と同等 の比率で安定した状態が続くとみている」と述べた。OPECが増産 に動く可能性がある需要水準について具体的な数値は示さなかった。

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