米シティグループ:韓国と台湾、香港株を推奨-インフレへの強さ指摘

米シティグループは、韓国と台湾、 香港の株式を買い推奨した。世界的な経済成長を背景としたインフレ になりやすい環境の中で、こうした市場の製造業の株価が上昇すると みている。

マーカス・ロスジェン氏らシティグループのアナリストはリポー トで、「インフレ率と金利の上昇は、経済成長への感応度が高い市場に 恩恵をもたらす」として、これら3市場を推奨。また、「インフレを背 景に、利益を上げる業種は消費関連から製造業へと移っている。また 景気循環株や資源株のパフォーマンスは、消費関連やディフェンシブ 銘柄よりも相対的に良い」と指摘した。

リポートはまた、現在の景気循環におけるアジアの物価上昇ペー スは、過去7回の景気循環時の伸びを1回だけを除いて下回っている と説明。「インフレ懸念は和らぐだろう。株式に割安感が出る。代替投 資先がない中で、株式は他の投資を上回る」と予想した。

リポートによると、米国での過去7回の金利の周期を調査したと ころ、2回目の借り入れ金利上昇局面の1年後にアジアで最も株価の パフォーマンスが良かったのは、テクノロジーと工業、素材、不動産 だった。

シティグループは一方で、南アジアと消費関連、公益事業の株式 は「避ける」べきだと主張。東南アジア諸国連合(ASEAN)各国 の株式は「アンダーウエート」とするよう勧めた。

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