ブラックロック10-12月利益は倍増も-解約減少、同業他社も好調か

世界最大の資産運用会社、米ブラ ックロックの決算は、バークレイズ・グローバル・インベスターズ(B GI)の買収に伴う解約が減少したことから、増益が見込まれている。 他の上場資産運用会社も業績は好調のようだ。

ブルームバーグが集計したアナリスト7人の予想平均によると、 ブラックロックの2010年10-12月(第4四半期)の一部項目を除 いた利益は、前年同期比で2倍余り増加し5億3600万ドル(約444 億円)とみられる。クレディ・スイス・グループのクレイグ・ジーゲ ンターラー氏率いるアナリストらは今月の顧客向けリポートで、BG Iとの統合に関連した資金引き揚げは7-9月(第3四半期)の340 億ドルから恐らく約250億ドルに減ったと分析した。

ローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO、58)率いるブラ ックロックは、運用資産額が09年12月のBGI買収に伴い3兆4500 億ドルと世界最大となった。152億ドルでBGIを買収し、顧客資産 を1兆8500億ドルに増やしたブラックロックは、統合後会社への運 用委託額が大き過ぎるとみる投資家が持ち高を縮小させるのに伴い、 昨年9月までに891億ドルの償還を実施した。

今週は、25日のブラックロックを皮切りに複数の上場資産運用会 社の決算発表が予定されている。

ブルームバーグが集計したデータによると、26日に決算発表する レッグ・メイソンの昨年10-12月期の純利益は前年同期比45%増の 6530万ドルが見込まれている。

アナリスト予想によれば、今週遅く決算を公表するインベスコは、 約66%の増益となったもようだ。

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