JAFCO株が急反発、IPO好調で業績回復-大和CMは予想増額へ

ベンチャーキャピタル最大手、J AFCOの株価が一時前週末比8.5%高の2432円と3営業日ぶりに急 反発。新規株式公開(IPO)の貢献で2010年4-12月利益は前年同 期比で改善傾向を示した。IPOの好調による含み益拡大や資産内容の 劣化が終息したとの評価から、今通期(11年3月期)業績の回復期待 が高まった。

同社が21日に発表した4-12月連結経常損益は24億6400万円の 黒字となった。前年同期は19億7200万円の赤字だった。大塚ホールデ ィングスなど国内外のIPOが寄与した。12月末の純資産は876億 7100万円と、9月末の838億900万円から増加した。

大和証券キャピタル・マーケッツの古島次郎アナリストは投資家向 けメモで、「国内大型IPO案件と海外IPOが好調なことで、今後の キャピタルゲインの原資となる含み益が増加している」と指摘。さらに 前期まで高水準だった引当金は低位を維持しているとし、「資産内容の 劣化は終息している」と分析した。

こうした状況を受け、「今後も一定の利益水準が確保できる体制が 整ってきている」と古島氏は評価し、今期経常利益見通しを従来の25 億円から33億円(会社計画は未公表)に上方修正することを検討して いるとした。前期実績は46億7100万円の赤字だった。

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