豪州洪水:経済的被害は「甚大」、石炭輸出に打撃-スワン財務相

オーストラリアのスワン財務相は クイーンズランド州を襲った過去40年で最悪の洪水について、「甚大 な」経済的被害があったとし、特に石炭輸出が「最大の被災」の一つに なりそうだとの見方を示した。

スワン財務相は23日の週間経済報告で「クイーンズランド州は急 速な発展を遂げてきたため、全豪経済への影響も大きくなった。ボーウ ェン盆地の大炭田地帯では鉱山が閉鎖され、供給チェーンが寸断され た」とし、このため輸出に影響が出るとの見通しを示した。

クイーンズランド州は経済生産で全豪の約19%を占めている。前 回、大洪水があった1974年時点では14%だった。スワン財務相によ ると、同州の占める割合は原料炭生産で80%、輸出で10%、国内総生 産(GDP)では2%。

洪水の後始末や再建にかかる国家の費用は最大200億豪ドル(約1 兆6300億円)の見込み。

オーストラリア保険協会のボブ・ウィーラン最高経営責任者(CE O)は24日、電子メールで洪水の保険申請件数が3万1300件、12億 豪ドルに上ったことを明らかにした。産業、鉱業の被害は含まれていな い。申請の約75%は資産、24%が自動車。

スワン財務相は28日に、洪水の被害額の暫定値を公表すると述べ た。

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