東京ドーム株2カ月ぶり安値、今期最終赤字転落で無配に-特損など

野球場などを経営する東京ドーム 株が一時、前週末比10%安の211円と大幅続落。昨年11月17日以来、 約2カ月ぶりの安値を付けた。再開発事業に伴う特別損失の計上など で今期連結純損益は赤字に陥り、期末の配当も無配になると前週末に 発表。業績回復の遅れを警戒する売り圧力が高まった。

同社は21日、今期(2011年1月期)の連結純損益が従来予想の 9億円の黒字から一転、9億円の赤字になる見込みと発表した。東京 ドームシティにおけるイベントの減少や消費単価の低迷から利益計画 を見直した結果、繰延税金資産の取り崩しが発生。また、来期オープ ン予定の再開発事業着工に伴う特別損失、関係会社における固定資産 の減損損失、撤退費用の計上などが見込まれるという。

業績の悪化から期末に1株当たり5円を見込んでいた配当予想も 無配に変更した。営業利益ベースでは、従来計画の80億円から1.3% 上積みし81億円としているが、前期と比較すれば3.5%の減益見込み のため、全体的に業績回復力の弱さが懸念されている。

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