クレディS:アイシン秋田氏をアナリストに-自動車部品の調査再開へ

スイス銀行2位のクレディ・スイス は、日本の自動車部品業界の調査を初夏に再開する。トヨタ自動車系部 品企業アイシン精機出身の秋田昌洋氏(36)をアナリストとして24日 付で採用した。専門知識を生かした投資情報を顧客に提供して、売買注 文の増加に結び付ける。塩原邦彦株式調査部長が明らかにした。

自動車部品の調査はほぼ2年ぶり。秋田氏はタイヤ業界を含めて10 社程度の分析をする。1998年に早稲田大学を卒業してアイシンに入社し た秋田氏は経理や国内外での営業を経験して09年に退社、パリ高等経 営大学院で経営学修士(MBA)を取得した。クレディSは、部品と同 時期に中止した自動車業界の調査は昨年12月に再開している。

塩原氏は、クルマの電子化が加速しているとして「部品企業、特に にデンソーの重要度が増している」と指摘した。クレディSは、昨年初 との比較で26%増の250社の日本企業を現在調査している。さらに業界 を広げて、外国証券で日本株調査に強いシティグループやUBSに近づ く300社前後を年内に調査対象にする方針だ。

いちよし投資顧問の秋野充成運用部長は、部品アナリストについて 「環境対応の自動車が普及して、より専門的な発想を持たないとマーケ ットニュースに対応しきれなくなっている」と述べた。2010年の国内新 車販売トップはトヨタのハイブリッド車「プリウス」。2、3位にも燃 費に優れる軽自動車とコンパクトカーが入った。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE