欧州株(21日):3日ぶり反発、独景況感改善を好感-RBSが高い

欧州株式相場は3日ぶりに反発。

ストックス欧州600指数は前日までの続落で5カ月ぶり大幅安とな

っていた。1月のドイツ景況感が過去最高を記録したほか、銀行株の

上昇が相場上昇への要因だった。

英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RB

S)は6.5%の大幅高。RBSが英政府と不良・リスク資産に対する

政府保証制度からの離脱を協議したとの報道が手掛かり。鉄鋼最大手

のアルセロール・ミタルは2.9%上昇。ウニクレディトによる投資判

断引き上げが好感された。イタリアの防衛航空宇宙関連会社、フィン

メッカニカは4.5%高。同社の2010年営業キャッシュフローが予想

を上回ったことが買いを誘った。

ストックス欧州600指数は前日比0.7%高の281.26で終了。

前週末比では0.9%下げ、週間ベースでは2011年初のマイナスとな

った。年初来では依然としてプラスで、上昇率は2%。経済統計が世

界的な景気回復を示しているほか、欧州各国の首脳が債務危機の拡大 を阻止する取り組みを強化するとの期待が背景にある。

ラース・クレッケル氏率いるエクサンBNPパリバのストラテ

ジストチームはリポートで、「11年が欧州株式にとって良い1年と

なるとの見方を堅持する」と記述し、「バリュエーション(株価評価)

は大半の指標で歴史的な平均を引き続き下回っている。にもかかわら

ず、短期的な強気傾向が著しく強まり、一時的な調整の公算が大きく

なったと指摘していた」と記述していた。

ブルームバーグのデータによると、ストックス欧州600指数構

成銘柄の予想PER(株価収益率)は約11倍と、2009年4月以来

の低水準に近い。

21日の西欧市場では、デンマークとギリシャを除く16カ国で

主要株価指数が上昇。スペインのIBEX35指数は1.8%、イタリ

アのFTSE・MIB指数は1.4%と、大きな伸びを示した。

ドイツのIfo経済研究所がこの日発表した1月の独Ifo企業 景況感指数は110.3と、前月の109.8から上昇し、1991年に東西

再統一後のドイツの統計が始まって以来の最高を更新した。

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