スペイン:貯蓄銀の監督法改正も、資本調達を容易に-銀行再建基金

スペイン政府は貯蓄銀行による民 間からの資金調達を容易にするため、貯蓄銀を監督する法律を改正す る可能性がある。スペインの銀行再建基金(FROB)がウェブサイ トに資料を掲載した。

FROBはこの中で、資本市場へのアクセスの障害を取り除ける よう「貯蓄銀を規制する法律の改正」を検討する可能性があると指摘。 新たな措置には「支払い能力と資本基準を高め、最も厳格な国際的な 資本基準と将来のストレステスト(健全性審査)への準備を進めるこ と」が含まれる可能性があると説明した。

FROBは別の発表資料で、提案は「作業仮説」であり、法改正 はスペイン政府が決定する事項だとの見解を示した。

貯蓄銀に資本強化を促すスペイン政府は、FROBをあくまでも 最終手段として、不足する資本は民間から調達するよう求めている。 貯蓄銀が不動産に関連したリスクの情報を今月末までに公表するまで、 必要な資本額は決定できないとしている。

サルガド財務相は18日、ブリュッセルで記者団に対し、資本注入 額について、ニュース・ウェブサイトのコンフィデンシアルが報じた 300億ユーロ(約3兆3700億円)から800億ユーロの水準には「到 底及ばないだろう」と述べた。

FROBはこれまで貯蓄銀の統廃合を後押しするため、116億ユ ーロを注入している。2009年に90億ユーロの規模で設立された同基 金は最大900億ユーロの借り入れが認められている。

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