仏ビベンディの元幹部に有罪判決-放漫経営で破綻危機、不正な株取引

仏メディア大手ビベンディが計 770億ドル(約6兆3700億円)にも上る買収を繰り返し、一時破綻 の危機に追い込まれたことに絡み、刑事責任を問われていたジャンマ リー・メシエ元最高経営責任者(CEO)やエドガー・ブロンフマ ン・ジュニア元副会長ら経営幹部に対する裁判の判決が21日、パリ であった。メシエ、ブロンフマン両被告にはいずれも有罪が言い渡さ れた。

メシエ被告は15万ユーロ、ブロンフマン被告には500万ユー ロの罰金がそれぞれ科された。メシエ被告はCEO在職中に投資家を 欺いたとして訴えられ、ブロンフマン被告はインサイダー情報に基づ く不正取引で訴えられていた。

判決ではメシエ被告に禁固3年の執行猶予、ブロンフマン被告 に禁固1年3カ月の執行猶予がそれぞれ言い渡された。

メシエ被告は2002年にCEO職を解任されたが、在職時には 23もの事業を買収。19世紀に水道会社として創業を開始したビベン ディを一大メディアコングロマリットへと拡大させた。しかし、相次 ぐ買収で同社は一時、破綻の危機に追い込まれた。

またブロンフマン被告は、2000年から2003年までビベンディ の副会長を務めていたが、在職中に社外秘情報に基づくストックオプ ション(自社株購入権)の不正行使で1280万ドルの利益を得たとし て訴えられた。

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