米BOA:赤字拡大、住宅ローン買い戻しの引き当て増響く

資産規模で米最大の銀行、バ ンク・オブ・アメリカ(BOA)の2010年10-12月(第4四 半期)決算は、赤字が12億4000万ドルに拡大した。問題のあ る住宅ローン債権を買い戻すための引当金を積み増したことや 訴訟コスト、住宅金融事業ののれん代償却が響いた。

21日の同行発表によると、損失は1株当たり16セント。前 年同期は1億9400万ドルの赤字だった。のれん代償却を除いた 調整後ベースの損益は1株当たり4セントの黒字。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト24人の予 想平均は1株当たり21セントの利益だった。

クレジットカード事業と住宅ローン部門に関し2010年に 124億ドルの評価損を計上した。

同行は今月、住宅公社のファニーメイ(連邦住宅抵当金庫) とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)から住宅ローン債権 の買い戻しを求められていた問題で、両社に計28億ドルを支払 うことで合意したと発表していた。これは第4四半期の30億ド ルの引き当てにつながった。この日の発表によると、同問題での 引当金は41億ドルに拡大した。第4四半期には訴訟コスト15 億ドルも計上した。

ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は発表資料 で、「昨年は修復と再建のため必要な年だった」とした上で、「決算 内容は、過去から引き継いだ主に住宅ローン関連の問題を終わらせ る上での当行の前進を反映している」と説明した。

2010年通年の純損益は22億4000万ドルの赤字。収入は

7.9%減の1114億ドルだった。第4四半期の収入は利払い負担を 差し引いた純ベースで前年同期比11%減の227億ドル。

住宅金融部門の第4四半期は49億7000万ドルの赤字。前年 同期は9億9400万ドルの赤字だった。

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