香港株(終了):下落、週間でも5週ぶりの下げ-中国利上げ懸念

香港株式相場は下落。ハンセン指 数が週間ベースで5週間ぶりの下落となった。原油や金属相場の下げ を受けて資源株が安かったほか、中国の利上げ懸念が響いた。

海洋油田開発で中国最大の中国海洋石油(CNOOC、883 HK) が2%安。中国の銅生産最大手、江西銅業(358 HK)は0.6%安。時 価総額で中国最大の銀行、中国工商銀行(1398 HK)は1%安。中国が 来月利上げする可能性があると伝えた中国証券報の報道が嫌気された。

キャセイ航空(293 HK)は5.8%安。同社の客室乗務員1人の死 亡を受け、従業員ストの観測が強まった。時価総額で中国最大のイン ターネット企業、テンセント・ホールディングス(騰訊、700 HK)も 安い。一方、時価総額で欧州最大の銀行、英HSBCホールディング ス(5 HK)は上昇した。

ハンセン指数は前日比126.84ポイント(0.5%)安の23876.86。 一時0.5%高まで上昇する場面があった。同指数を構成する45銘柄は 下落が31、上昇が12、変わらずが2銘柄。今週の騰落率はマイナス

1.7%と、昨年12月17日終了週以来の下落となった。中国の昨年10 -12月(第4四半期)国内総生産(GDP)成長率が予想を上回った ことなどが背景。ハンセン中国企業株(H株)指数は前日比0.9%安 の12735.57。

リッチランド・キャピタル・マネジメントのマネジングディレク ター、アレックス・アウ氏(香港在勤)は、「われわれは引き続き追加 的な引き締めを見込んでいる。これが今後数カ月にわたり相場の重し になるだろう。市場では1月の中国のインフレ率が再び大幅に上昇す るとの見方が一般的だ」と語った。

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