津田駒工株3カ月ぶり下落率、好業績に反応薄で売り-立花証格下げ

津田駒工業の株価が急落。今期 (2011年11月期)に連結営業損益が黒字転換する見通しを受けた20 日の取引で上値が重かったため、業績好転を背景とした株価上昇は当 面難しいとの見方が広がり、売りが相次いだ。終値は前日比6.6%安 の171円。10年10月14日以来、約3カ月ぶりの下落率となった。

同社が19日に発表した今期連結営業損益予想は10億円。前期の 11億円の赤字から大きく改善する。業績好転を受け、20日の取引では 朝方に前日比3.3%高まで買われたが、その後は失速し0.5%安で終了 した。津田駒工株の20日時点の年初来上昇率は17%。TOPIXの

3.2%の5.3倍上げた計算で、目先の投資利益を確保したい投資家の売 りが出やすい。

こうしたなか、立花証券は21日、津田駒工業の投資判断を「強い アウトパフォーム」から「アウトパフォーム」に引き下げた。島田嘉 一アナリストは、繊維機械などの事業環境は良いとしながらも、ユー ロ安を背景に欧州企業との「競争環境が激化したので、そういうリス クはある」と述べた。

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