シュタルクECB理事:財政規律違反国に制裁強化が必要-危機対応で

欧州中央銀行(ECB)のシュタ ルク理事は、域内の債務危機対応策について、財政安定成長協定に違 反するユーロ導入国への制裁発動の判断を政治に委ねることを決めた 政府間合意にあらためて難色を示した。

シュタルク理事は、オランダ紙フィナンシエール・ダフブラット とのインタビューで「現時点の合意は昨年10月のものであり、これ を最終決定とすることはできない」と指摘。「その後、危機的状況は悪 化した。さらに踏み込む必要があることや、昨年10月の合意のまま では済まないことを政策当局が認識していると、私は確信している」 と述べた。インタビューの内容を欧州中央銀行(ECB)が21日公 表した。

ECB当局者らは各国政府に対し、欧州のソブリン債危機の責任 をもっと取るよう求める圧力を強めている。ギリシャとアイルランド は既に救済受け入れを余儀なくされ、欧州連合(EU)加盟国は3月 末までに危機対応の規則を見直して取りまとめる計画だ。

シュタルク理事は協定違反国に対する「制裁の適用と手続きにお ける実質自動化」を改善させる必要があると述べ、「それはつまり、こ れ以上の政治的判断を制裁に関して持ち込まないということだ」と説 明した。

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