中国株(終了):上海総合指数、4カ月ぶり安値から反発-不動産高い

中国株式相場は反発。指標の上海 総合指数はほぼ4カ月ぶりの安値から持ち直した。投資家の間で最近 の下げは行き過ぎとの見方が強まったことや、中国最大の投信会社で ある華夏基金管理が不動産株の持ち高を増やしたことが手掛かり。

上海不動産株指数は2週間ぶりの大幅高。中国2位の保利房地産 集団(600048 CH)が3.5%上がった。米ゴールドマン・サックス・グ ループも不動産業界の投資判断を引き上げた。不動産株は中国人民銀 行(中央銀行)がインフレ抑制のため利上げを実施するとの懸念から、 過去1年間にわたり下げを主導していた。

鉄道車両メーカーの中国南車(CSR、601766 CH)は2.3%高。 同社が高速鉄道技術の分野で米ゼネラル・エレクトリック(GE)と の提携で合意すると伝えた中国紙、証券日報の報道が好感された。中 国北車(601299 CH)も高い。中国最大の投資会社の銀行部門、中信銀 行(CITIC銀行、601998 CH)は増益を発表し、2週間ぶりの大幅 高。一方、時価総額で中国最大の酒類メーカー、貴州茅台酒 (600519 CH)は下落した。

中原証券ストラテジストの李俊氏は、「この日の上昇は恐らく今週 末には利上げがないとの観測を受けたものだ」と指摘。「中国人民銀行 (中央銀行)が利上げを遅らせれば遅らせるほど、相場変動は激しく なる」との見方を示した。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比37.64ポイント(1.4%)高の2715.29で取引 を終了。20日は2.9%下落し、予想株価収益率(PER)が12.5倍と、 2年ぶりの低水準近くとなっていた。変動率であるヒストリカルボラ ティリティ(10日平均)はこの日、2カ月ぶりの高水準に上昇した。 上海、深セン両証取のA株に連動するCSI300指数は前日比1.3%高 の2983.46。

--Zhang Shidong. Editors: Richard Frost, Allen Wan

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Yoshito Okubo 記事に関する記者への問い合わせ先: Zhang Shidong in Shanghai at +86-21-6104-3040 or szhang5@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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