ボーナスの季節到来-ゴールドマン減額でもJPモルガン支給額超える

ウォール街にボーナスの季節が やってきた。ゴールドマン・サックス・グループの従業員は2010年 分の報酬が減ることを知らされているものの、それでも手にする額は JPモルガン・チェースの社員が受け取る額より多い。

JPモルガンは今週、社員に年末賞与の金額を知らせ始めた。モ ルガン・スタンレーは21日に通知する。両社の計画に詳しい複数の 関係者がタイミングは公になっていないとして匿名で明らかにした。 今月18日に幹部にボーナスを支給したシティグループは、その翌日 にトレーダーや投資銀行部門のバンカーに金額を告げ始めた。同行の 広報担当、ジョン・ディアット氏が述べた。シティは20日、上級幹 部15人に株式報酬として計5000万ドル(約41億5000万円)程度 を提供したと発表。英バークレイズのバンカーがこうした情報を得る のは2月半ばだと、関係者2人は述べている。

欧米の投資銀行には、金融危機時に公的資金が注入されたことか ら、ボーナス抑制を求める圧力がかかっている。JPモルガンの年度 末資料によれば、同行投資銀行部門が確保した10年分のボーナス原 資は従業員1人当たり平均36万9651ドルを支払うのに十分だが、 この金額は09年分を2.4%下回る。ゴールドマンの報酬準備金は同 43万700ドル相当で、14%減少。

金融機関に報酬について助言するスクエア・マイル・サービシズ (本社ロンドン)のショーン・スプリンガー最高経営責任者(CEO) は「大まかに言えば、収入の減少を受けて昨年分のボーナスは5- 10%減る」と話す。

投資銀行は通常、収入の一部を従業員向けの報酬原資として確保 し、ボーナスを1年間のパフォーマンスに基づいて年末に決定する。 1人当たりの平均報酬は実際の支給額を反映しない。トップクラスの 幹部が数百万ドルを受け取る一方で、事務職の報酬はもっとずっと少 ないからだ。

今月14日以降発表された資料によれば、ニューヨークに本社を 置く4大投資銀行の報酬準備金は合わせて844億ドル。計59万 8073人の従業員に対し、1人当たり平均14万1192ドルとなる。

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